こんにちは。
ネットフリックス(Netfrix)で、【トレバー・ノア 僕はパトリシアの息子】(TREVOR NOAH SON OF PATRICIA)を見ました。
スタンダップコメディですね。(トレヴァーが正しいとは思いますが、番組上表記がトレバーだったのでこのままにしますね)
トレバー・ノアってどんな人?って思う方もいらっしゃいますよね。
日本ではそんなに知名度はないのかもしれませんが、アメリカでは人気者だと思われます。
トレバー・ノアは1984年2月20日生まれの34歳です。(2018年12月現在)
南アフリカ出身のトレバーは、アメリカの風刺テレビ番組「ザ・デイリー・ショー」
で司会を務めています。(The Daily Show with Trevor Noah)
南アフリカ出身と聞いて、ピン!と来るのは、シャーリーズ・セロン、イーロン・マスク(カナダ国籍)くらい?トレバー・ノアがこの2人と違うのは有色人種だと言う事。
南アフリカという国については正直、アパルトヘイト、貧困、ペンギン・・くらいの知識しかありません。
トレバー・ノアは白人と黒人のミックスなのですが、当時はアパルトヘイト法の下で異人種間の交わりは違法で合法化されていなかったそうです。
ネットフリックスの中でいくつか彼のショーがあるのですが、今回は【トレバー・ノア 僕はパトリシアの息子】(TREVOR NOAH SON OF PATRICIA)をチラッと見てみたら、やっぱり彼しか言えないような人種差別に関することがたくさんあって、共感することが多くありました。
ショー自体は退屈させないし、身振り手振りでなんだか面白いし、フランス語喋れる風(中川家の礼二みたいな( ´艸`))もすっごいおかしい!
タコスを初めて食べた話も興味深かったですよ。南アフリカにはメキシコ人がいないから、メキシコ料理が食べたことないんだよ~って( ;∀;)
当たり前のところに初めて飛び込むって大変なのにアメリカ人ってタコス食べたことない人に驚きすぎ!
私の個人的なお話ですが、ウン十年前に、沖縄の米軍基地の中に暮らすお宅に、ホームステイする!っていうプログラムがあって参加したんですよね。
それはそれは中学生の私には非常に刺激的でしたよ。一歩基地内に入るとボーリング場、映画館、日本にないファストフードとか・・。いい思い出です。
そう、そこでとある娘さん(当時同じく中学生くらい)が、昨日初めてタコスを食べました。タコの酢の物だと思っていたら全然違くて、でもとても美味しかったです!って報告したんですよね。私はなぜかタコスはかろうじて知っていたのですが、今でこそタコベル(Taco Bell)とかできちゃって、タコスやら、サルサやら言ってますが、当時は情報少なかったんですよ~。彼女はなまっていたので地方の子だったのかも知れませんが。。
アメリカでタコス!って市民権を得ているじゃないですか!
トレバーは、アメリカ人はメキシコ人に対して「お前らはアメリカに何も貢献してないんだよ~!」って追い出そうとしているのに、そんなセリフを吐いた後にタコスを食べに行く。。
なので、(嫌いなら)移民の国の食べ物は食べるな!っておっしゃってます( ´艸`)
面白い!いいこと言った(^-^)まぁそうなりますよね(;^ω^)アメリカの食べ物って移民の食べ物がほとんどです!お菓子の本でも読みましたが、アメリカの白人の中でもイタリアはやや褐色で地位が低いけど、みんなが好きな食べ物はイタリアンだ!って。
ほんとですよね~。
移民がアメリカにもたらした食べ物を全て取り除くと、もう味気のないポテト!だけになるそうです。
それは困りますよね。
やっぱり持ちつ持たれつなのでね~。
「デビアスなメイドたち」とかでもラティーノ、ラティーナたちはモテモテだし、いわゆるアングロサクソン系の方々とも結婚したりしてますよね。
だから、市民レベルでは仲はいいのでしょね?
話を日本に置き換えると、、、11/22日のPODCAST【バイリンガルニュース】の中でも、まぁそんな感じで市民レベルでは何も悪いことされたり、したりもしないし、普通に隣に住んだり会社で働いてたら仲良くできるのに~ってMamiちゃんも言ってて、私もごく一部の人たちがネット上とかで特定の国を攻撃したり・・とかはほんともったいないな!と思います。
トレバー・ノアは差別こそ故郷を思い出す!って、、悲しいですね。
彼のお母さんは南アフリカでコーサ語を使う人で、コーサ語って舌打ち音があるみたいなんですね。軽く披露していましたが、トレバーは多言語話者なんでしょうね(憧れる)。←8言語話せるそうです!すごい!
お母さんのお話は私が購入した 【BORN A CRIME】に、どうやって違法であった異人種間の子どもを授かり育てたかもトレバーが面白おかしく書いています。
「カラード」(ミックス・ハーフ)って当時は犯罪を犯して生んだ子どもであったし、属すグループが難しかったでしょうね。
この本、素晴らしいのですが、字が小さいし、難しかったです。
でも、私は普通の本もすきなのですが、ノンフィクションとか自叙伝とかが好きなので、とても気に入りました。
ほぼほぼ、この顔!!
間違いないのは、彼は世界一の差別国、南アフリカで相当な人種差別をうけてきたにも関わらず、持前の賢さではねのけて今を生きていることですね。
まだ活躍の場をアメリカに移して10年いかないくらいかな?
アメリカ国内では左右どちらも分類されないことを好んでいるそうですね。
あきらかに、反トランプだとは思いますが・・。
興味があれば・・!
Born a Crime: Stories from a South African Childhood
- 作者: Trevor Noah
- 出版社/メーカー: Spiegel & Grau
- 発売日: 2017/09/19
- メディア: ペーパーバック
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こちらはオリジナル版です。
トレバー・ノアの本を読んだり、ショーを見たりして、彼を応援したくなる気持ちがさらに強くなりました!
スタンダップコメディって、それぞれの人種が人種あるあるネタで笑わせたり、自分自身をイジったりもしますが、なんとなく世界一の差別国出身の方のは初めて見ましたし、これが本当に「カラード」でもなく黒人とされる方がしたら、もう重過ぎちゃうんじゃないかな??
同じくネットフリックスで、インド系のハサン・ミンハジの「愛国者として・・・物申す」も面白いです。