スパイシーまみんの自宅パトロール24/7

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Netflix【私の親友、アンネ・フランク】映画【アンネ・フランクと旅する日記】

こんにちは。

 

今日は久しぶりに映画感想♪

聞いたことがない方がいらっしゃらないくらいのベストセラー『アンネの日記』の友人の方に焦点を当てた、Netflixで見られる作品です。

 

タイトルは

私の親友、アンネ・フランク】です。

オランダで作られていて、オランダ語で「Mijn Beste Vriendin Anne Frank」英訳だと

"My Best Friend Anne Frank"になるそうです。

 

その名の通り、アンネ自身が主役ってわけではなく、お友達のハンナ・"ハンネリ"・エリーザベト・ピック=ホースラル(Hannah "Hanneli" Elisabeth Pick-Goslar)さんに軸を置いて、彼女から見たアンネ・・ですね。

 

 

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アンネの日記』は何度も話が加われたりして世に発表されていますが、最近私が読んでいるのは割と太いこの1冊です。

 

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たまたま読み返していた矢先にNetflixなどでアンネ関連のが見られるようになってちょこっと嬉しい!(性的描写など、思春期特有の子が疑問に思うことなどが赤裸々に綴られているところが読めるようになった)

 

映画冒頭に脚色しています!って出ているので脚色しているのはわかるのですが、、、ハンナさん今も御存命(!)なので納得していらっしゃるのかしら?

 

アンネ、ハンナ(その他クラスメイトやボーイフレンド)たちはユダヤ人として不自由な中でも普通に暮らしていたが、ドイツ軍によるユダヤ人への攻撃(捕まえたり殺害したり)が日に日に激しくなり、それぞれ避難の方法を考えざるをえなくなる。。

 

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アンネの日記』はめちゃくちゃ有名なお話なので詳しくは書きませんが、親友はいないって確か書いていた気が・・。

でも三人組で仲良し!って書いていたので、その中のお一人のようです。

(子供の頃って気持ちがコロコロ変わりますしね!)

 

アンネの隠れ家のお話は一切出ないですね。

ユダヤ人学校に通っていた頃と、捕虜で捕まってからの物語が交互に映される感じ。

 

アンネの日記を読む限り、確かにアンネは自分の意見をキチンと言える、ちょっぴりオマセな13歳!(物語はおおよそ13歳〜15歳)

 

性格的にはいい意味で、典型的な次女?(次女の方ごめんなさい)

 

ハツラツとしていて、人をよく観察しているし、イヤなことはイヤだし笑、ママよりパパが好き!って感情丸出しが気持ちいい感じです。(ママ嫌いも新版で明らかにされている)

 

お姉さんのマルゴーは正反対ぽくて大人しい感じで描写されていて、映画にもワンシーンくらい?しか見かけなかったかな?

 

そう昔の話ではないのがすっごく恐ろしいところですし(まさに今も戦争中ですし)。

 

ハンナから見た本当のアンネもそうだったのかはわかりませんが、少し仲間はずれにしたりするシーンは、なんとなくアンネに対するイメージが悪い感じ…??

 

胸を見せあおう!みたいなシーンがあるのですが、日記だとハンナじゃなくて、他の女の子に向けて言って玉砕された・・・ってな感じで書いてました。←アンネすごいw

*映画はここで喧嘩のようになり、このままお互い別れてしまう。実際は何らかの仲たがいがあったように書いてます。(もしかしたら本当にハンナにも胸を見せあおう!と言ったのかも)

 

自由奔放で自信家!って感じでアンネが描かれてますね。実際そうだったのかもしれませんが、端折ってあげても良かったんじゃないかなとは思いますね。。

 

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↑「悲しい夢」というタイトルのところに自分は隠れ家でぬくぬく生活しているのにハンナは苦しい立場にいる!という夢を見たそうで、アンネはハンナの無事を何度も祈っています。

 

結果からするとハンナは生き延び、アンネは亡くなってしまうので胸が苦しい・・・皮肉だな・・と思いました。

 

映画終盤にはお互い別々の収容所だけど、アンネがハンナに食べ物が欲しい…って塀越しに話すのですが、ハンナは危険を冒してまでアンネに食べ物を持っていくんですよね。。

 

実際の話、ハンナは食べ物をアンネに渡したそうなのですが、、、こんなに危険な目に合いながらやるもんじゃない!!って親目線で思いましたよ。危ない、危ない。

見つかったら殺されちゃいますよ。

*児童書にはきっちりハンナとアンネが再会して食べ物を渡している描写が載っていました!

 

ある程度、日記に沿ってストーリーが進むので、何も知らないとアンネに対して誤解したり過去の楽しかった記憶と、囚われている身分としての意味がわかりづらいのではないか?と思います。

 

アンネの日記』はプロの作家さんが書いた物語でも何でもなく、ただ1人の少女が書いた日記です(アンネ自身はいつか世に出したい記録!とも思って書き直したりもしています)。

 

13歳から15歳という多感な時代の少女の揺れ動く様々な正直で複雑な感情は、今の時代とこれと言って大差ないのに、全くと言っていいほど意味をなさない戦争や差別だけでこんな理不尽な人生の終わり方をするなんて、やるせなさすぎる・・・と思います。

 

知る!ってことがすごく大切なので、アンネに少しでも興味が湧いて、同じことを繰り返さないように!って思ってもらえたら嬉しいな。

 

映画『アンネ・フランクと旅する日記』公式サイト 3/11(金)公開!

 

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アニメーションですが、映画も今週(金曜日)に公開されるんですって!!(2022年3月11日)

すごいタイミング!

これはアンネが日記の冒頭に親愛なるキティへ!みたいにキティ宛に日記を書いているので、そのキティが今の時代に来てアンネを探す!みたいなストーリーっぽいです。

 

私、20代の時にこの隠れ家に行っているのですが、記憶があいまい(受付でちょっと揉めた記憶だけはしっかりあるのに)

この隠れ家に行くためにオランダに行ったのに、その近くかなんかにあったセックスミュージアムの方が強烈で・・・・私も若かったな。。

 

オランダに行く予定は人生で今のところないのですが、、、ここだけは行きたい!とは思いますねぇ。少し悲しくなっちゃうけど。。

今は数年に一回は読み返しています。

 

ネットフリックに契約している方にはおすすめできる映画です!

 

www.netflix.com

 

mamin247.hatenablog.com